創業融資に落ちた方へ 再申請で逆転するための具体ステップと成功事例

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はじめに

創業融資に申し込んだのに、まさかの見送り…

一度落ちたら、もう二度と通らないのでは?

創業の相談を受けていると、こんな不安の声を本当によく耳にします。
退職も済ませ、物件も決めて、家族にも宣言したあとでの否決は、精神的なショックも大きいですよね。

ただ、創業融資の現場を長く見ていると、

  • 1回目は否決
  • 否決理由を整理して事業計画を練り直し
  • 2〜3カ月後の再申請で希望額に近い金額を通している人

は決して少なくありません。

本記事では「創業融資 落ちた 再申請」というキーワードで情報を探している方に向けて、

  • ・本当に再申請はできるのか
  • ・「半年空けろ」という話の真偽
  • ・再申請までに見直すべきポイント
  • ・具体的な行動ステップ
  • ・実際に再挑戦で逆転した事例

を、専門家としての実務感覚を交えながらお伝えします。

コンサレッジ株式会社 代表取締役

監修者:太田 耕一郎
コンサレッジ株式会社 代表取締役社長
支援実績561社(2025年12月末時点)に対して、融資実行率93.8%、企業生存率98%を誇る、起業コンサルタント。さまざまな角度から起業を志す人に最適な融資計画やコンサルティングに強みを持つ。

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※本コラムでご紹介する内容は専門家および創業融資の窓口®(コンサレッジ株式会社)の監修によるもので、一般的な創業融資を受けるための方法です。

実際には融資を受ける人の状況業種ご経歴ご実績によって、さまざまな方法があります。
「融資やサポートを断られた…」「自己資金がない…」そんな方はぜひ一度ご相談ください!

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顧問契約で黒字経営を継続!

※本コラムでご紹介する内容は専門家および創業融資の窓口®(コンサレッジ株式会社)の監修によるもので、一般的な創業融資を受けるための方法です。

「創業融資に落ちた=再申請できない」は誤解です

まず、一番最初におさえておきたいのは、創業融資は、一度否決されても「永遠にアウト」ではないという事実です。

多くの方が、

一度落ちたら、その金融機関ではもう無理ですよね?

公庫は半年空けないと再申請できないって聞きました

と口にされますが、現場の感覚としてはケースバイケースです。

実際に、創業融資の支援をしている中でも、

  • 1回目:公庫で否決
  • 2〜3カ月後:事業計画を作り直して同じ公庫に再申請 → 700万円の実行

といった例は複数あります。

大事なのは、

を金融機関にきちんと示せるかどうか、です。

再申請を考える前に押さえるべき3つの視点

再申請を成功させるためには、いきなり申請書を書き直すのではなく、まず次の3つの視点から冷静に現状を整理することが大切です。

  1. 否決の理由を、金融機関の言葉で確認する
  2. その理由を「自分の言葉」で言い換えて理解する
  3. どこまで改善できるか、現実的なプランに落とし込む

金融機関の担当者は、はっきりと「ここがダメです」とは言わないかもしれませんが、

  • 自己資金の水準
  • 売上・利益の前提の妥当性
  • 業界・経験とのフィット感
  • 家計・信用情報の状況

などについて、ヒントになる言い回しをしてくれることがほとんどです。

ここを「ショックで何も聞けなかった」で終わらせるのか、
「次につなげるために、あえて質問して情報を取りにいく」のかで、その後の展開は大きく変わります。

よくある否決パターンと、再申請に向けた立て直し方

ここからは、実際の現場でよく見かける否決パターンと、それをどう立て直して再申請につなげるかを整理していきます。

1. 自己資金不足パターン

よくある状況

  • 融資希望額に対して、自己資金が1〜2割しかない
  • 通帳を見ると、直前に大きな入金があり「見せ金」を疑われる
  • 自己資金の形成過程をきちんと説明できていない

再申請に向けた打ち手

  • ・開業時期を数か月先送りし、毎月の積み立てで自己資金を増やす
  • ・不要な設備投資を削り「最小構成」でスタートする計画に切り替える
  • ・副業や残業、ボーナスなども含めて「どのように貯めたのか」を説明できるよう通帳を整理する

実際に、自己資金がほとんどない状態で申込んでゼロ回答だった方が、

  • 家計の見直しと収入アップ
  • 開業規模の見直し
  • パートナーからの出資

を組み合わせることで、数カ月後に2,000万円クラスの調達に成功した例もあります。

2. 事業計画がふんわりパターン

よくある状況

  • 売上の根拠が「なんとなく」で、数字の裏付けが弱い
  • ターゲット・単価・客数・稼働率の前提があいまい
  • 経費が「雑費」「その他」でまとめられている

再申請に向けた打ち手

  • ・売上を「単価 × 客数 × 来店(利用)頻度 × 稼働率」で分解する
  • ・同業の相場・物件の立地・予約状況など、客数の根拠を具体的に集める
  • ・人件費・家賃・原価・広告費など、固定費と変動費を分けて積み上げなおす

とあるエステサロンの開業支援では、

  • ベッド数、営業時間、1枠あたり施術時間
  • 平日・土日ごとの稼働率
  • 新規とリピートの比率

までを一緒に整理したことで、金融機関からの評価が大きく変わり、再申請で融資が通ったケースがあります。

3. 経験不足・キャリアの断絶パターン

よくある状況

  • 以前の職種と、これからやろうとしている事業が全く違う
  • 業界経験者のパートナーがいない
  • 「なぜこの業種なのか」の説明が弱い

再申請に向けた打ち手

  • ・同業の経験者にパートナーや顧問として関わってもらう
  • ・業界関連の資格・講座・スクールに通う計画を具体化する
  • ・これまでの経験のなかで活かせるスキル(マネジメント・営業・マーケティングなど)を整理する

例えば、長年美容業界にいた方が、まったく別の飲食店を立ち上げたいというケースは、通常であればハードルが高いと見られます。

それでも、

  • 業界経験者を参画させる
  • 事業計画上、役割分担を明確にする
  • 仕入れ・レシピ・オペレーションの設計まで落とし込む

ことで、最終的に融資を実行できたケースもあります。

4. 家計・信用状態パターン

よくある状況

  • クレジットカードのリボ払いや延滞履歴がある
  • 税金や社会保険料の滞納がある
  • 家計の収支がギリギリで、事業が赤字の間の生活資金に不安がある

再申請に向けた打ち手

  • ・まずは個人の借入れやリボ払いを整理し、延滞を解消する
  • ・税・社保の滞納があれば、優先的に支払い、支払計画も示す
  • ・家賃・保険・通信費・サブスクなどの固定費を見直し、「世帯収支表」を作る

ここでよくある誤解が、「創業融資に落ちたら信用情報に傷がつく」というものですが、融資の否決自体は信用情報機関には登録されません。
問題になるのはむしろ、支払いの延滞や滞納です。消」しようとして完済した場合、融資を受けられなくなることもあります。まずは自己判断せず、状況を専門家に相談することが大切です。

実際には融資を受ける人の状況業種ご経歴ご実績によって、さまざまな方法があります。
「融資やサポートを断られた…」「自己資金がない…」そんな方はぜひ一度ご相談ください!

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※本コラムでご紹介する内容は専門家および創業融資の窓口®(コンサレッジ株式会社)の監修によるもので、一般的な創業融資を受けるための方法です。

「半年空けないと再申請できない」という話の真相

創業融資に関するネット情報や口コミで、よく見かけるのがこれです。

実務の感覚から言うと、

  • 「必ず半年必要」という決まりがあるわけではない
  • 否決理由と改善の度合いによって、2〜3カ月の再申請でも十分通るケースがある

というのが本音です。

金融機関側としては、

  • 前回とほとんど同じ計画・条件
  • 自己資金も増えていない
  • 家計も改善されていない

というような状態で短期間に再申請されると、「前回の審査と同じ結果にしかならない」と判断せざるを得ません。

一方で、

  • 否決理由が明確に整理されている
  • 自己資金や計画の前提がしっかり改善されている
  • 必要な許認可・見積書・契約書などの準備が進んでいる

のであれば、半年を待たずに、2〜3カ月での再申請でも前向きに見てもらえることは十分あります。
重要なのは、「期間」そのものよりも、この数か月で、何をどこまで整えたかを説明できることです。

即使える、再申請までのチェックリスト10

ここからは、「再申請したい」と決めた方に向けて、実際の行動ステップのチェックリストを10個に整理します。

  1. 否決理由を、担当者から聞き取る
  2. 否決理由を「自己資金」「計画」「経験」「家計」「その他」に分類する
  3. 開業時期と初期投資の規模を、現実的なラインに引き直す
  4. 売上の算式(単価×客数×頻度×稼働率)を入れ直す
  5. 12カ月分の資金繰り表を作り、「赤字月」「黒字月」を可視化する
  6. 必要な許認可・物件契約・見積書など、実行の証拠を揃える
  7. 家計の固定費を見直し、世帯収支の改善プランを作る
  8. 経験不足を補うパートナー・外部専門家の関与を明文化する
  9. 専門家と一緒に面談ロープレを行う(想定問答集を作る)
  10. どの金融機関から、どの順番で申込むか「戦略」を決める

この「10個のチェック項目」を一つずつ潰していくイメージで準備を進めると、再申請の際に話す内容も、提出する書類も、格段に説得力が増します。

再申請で逆転した成功事例

ここでは、実際に再申請で逆転したケースをご紹介します。

事例①:1回目は公庫で否決 → 3カ月後に700万円の融資に成功

  • ・サービス業で独立予定の30代の方
  • ・1回目の申込では、売上の前提が「なんとなく」の数字で、自己資金も少なく、公庫からは見送り

否決後に行ったこと

  • 自己資金を数十万円単位で積み増し
  • 事業計画を「客単価・1日あたりの客数・稼働率」から作り直し
  • 物件の候補を絞り、家賃や設備費の見積書を揃える
  • 家計の収支を見直し、生活費を数万円削減

そのうえで、前回から約3カ月後に同じ公庫に再申請。結果、希望額に近い700万円の融資が実行されました。

事例②:信用金庫で否決 → 公庫と組み合わせて資金調達に成功

  • ・クリエイティブ系の事業を立ち上げたいという方
  • ・最初は地元の信用金庫に相談したものの、業種の理解が得られず否決

その後、

  • 事業の内容や収益モデルを再整理しターゲットや受注見込みを具体的に説明できる資料を作成
  • 公庫と信用保証協会付き融資を組み合わせる形で相談

最終的に、公庫の創業融資+保証協会付き融資で、当初の希望に近い金額の調達に成功しました。

事例③:自己資金10万円から再挑戦 → 2,000万円超の資金調達に成功

  • ・創業前の段階で、ほぼ自己資金ゼロの状態で融資を申込 → ゼロ回答
  • ・否決の理由は「自己資金不足」と「計画の甘さ」

そこから、

  • 家計の見直しと、毎月の積み立て
  • 初期投資の内容を精査し、「必要なもの」と「後回しにできるもの」を分解
  • 売上・利益の前提を、同業他社やテスト販売の実績から再構築

などを行い、2カ月後に再申請。
結果として、公庫と金融機関を組み合わせることで、合計2,000万円超の資金調達を実現しました。
もちろん、すべての方が同じようにできるわけではありませんが、「一度の否決で、その後の道が完全に閉ざされるわけではない」ことが分かる事例です。

再申請の行き先をどう選ぶか?

再申請を考えるとき、よく出てくる疑問がこちらです。

同じ公庫に出し直した方がいいのか?

別の信用金庫や銀行に変えた方がいいのか?

基本的な考え方としては、

否決理由が公庫特有のものではなく、計画全体や自己資金の問題であれば、同じ公庫で再申請する選択肢は十分にあります。一方で、事業の内容や成長性が、地域の信用金庫などの方が理解してもらいやすい場合は、公庫と合わせて信金にも相談する方がよいこともあります。

重要なのは、「どの金融機関に、どんな役割を期待しているのか」を整理しておくことです。

  • 公庫:創業時の土台となる長期・低利の資金
  • 信用金庫:地域密着の取引を通じた将来の借入枠
  • ネットバンク:少額のスピード資金 など

それぞれの性格を理解したうえで、「どこから・いくら・何の目的で借りるか」を言語化しておくと、金融機関側の見方も変わってきます。

専門家に相談するメリット

ここまでの内容を読んで、「やるべきことはわかったけれど、一人で全部やるのは大変そう…」と感じた方もいるはずです
創業融資の窓口のような専門家に相談するメリットは、次のような点にあります。

  1. 否決理由を、金融機関の行間も含めて翻訳してくれる
  2. 事業計画を「ストーリー」と「数字」の両面から一緒に組み立てられる
  3. 面談で聞かれやすいポイントを事前に押さえられる
  4. どの金融機関に、どの順番で出すか戦略を相談できる

再申請は、「とりあえずもう一度出してみる」ではなく、戦略的に準備すればするほど成功率が上がるプロセスです。

実際には融資を受ける人の状況業種ご経歴ご実績によって、さまざまな方法があります。
「融資やサポートを断られた…」「自己資金がない…」そんな方はぜひ一度ご相談ください!

創業融資再挑戦に強い!
顧問契約で黒字経営を継続!

※本コラムでご紹介する内容は専門家および創業融資の窓口®(コンサレッジ株式会社)の監修によるもので、一般的な創業融資を受けるための方法です。

否決は終わりではなくスタートラインの引き直し

最後に、この記事のポイントを整理します。

創業融資に落ちても、「もう二度と借りられない」ということはありません。
否決は、「どこをどう整えればよいか」という課題リストにもなります。再申請までに見直すべきは、

  1. 自己資金
  2. 事業計画(売上の算式と根拠)
  3. 経験・パートナー体制
  4. 家計・信用状態
  5. 申込み先の戦略

の5つです。

「半年空けないと再申請できない」というのは一律のルールではなく、2〜3カ月で逆転しているケースも実務上は多くあります。一人で抱え込まず、創業融資に詳しい専門家の力を借りることで、再申請の成功確率は大きく高まります。

一度の否決は、「あなたの事業に価値がない」という意味ではありません今の計画と数字では、まだリスクが高い。
だからこそ、もう一度一緒に整えていきましょう。

——そういうメッセージとして、受け止め直してみてください。

そこで手を止めてしまうか、一歩踏み出して「再申請の準備」を始めるかが、数年後の姿を大きく変えていきます。

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