このコラムでわかること(目次)
はじめに|海外起業は「夢」ではなく、資金調達設計次第で現実になる

いつかは海外でビジネスをしたい

日本市場だけでなく、グローバルに挑戦したい
そう考える起業家は年々増えています。
一方で、海外起業を検討する多くの人が、最初につまずくのが資金調達の壁です。
- ・海外で会社を作るには、いくら必要なのか
- ・日本の創業融資は使えるのか
- ・現地の銀行から本当に借りられるのか
- ・投資やクラウドファンディングは現実的なのか
情報が断片的で、「結局よく分からないまま諦めてしまう」ケースも少なくありません。
しかし実際には、海外起業=資金調達ができないというのは大きな誤解です。
重要なのは、国内起業と同じ感覚で考えないこと。
海外起業では、資金調達の考え方・順番・評価軸が根本的に異なります。
- ・どの国で起業するのか
- ・個人で進めるのか、法人を設立するのか
- ・日本を起点にするのか、現地完結型にするのか
この設計次第で、使える制度も、調達できる金額も、大きく変わります。
本記事では、海外志向の起業家が知っておくべき資金調達の全体像を整理し、
を分かりやすく解説していきます。

監修者:太田 耕一郎
コンサレッジ株式会社 代表取締役社長
支援実績537社(2025年10月末時点)に対して、融資実行率93.8%、企業生存率98%を誇る、起業コンサルタント。さまざまな角度から起業を志す人に最適な融資計画やコンサルティングに強みを持つ。
※本コラムでご紹介する内容は専門家および創業融資の窓口®(コンサレッジ株式会社)の監修によるもので、一般的な創業融資を受けるための方法です。
海外起業で使える主な資金調達手段
海外起業における資金調達は、「日本で創業する場合の延長線」で考えると失敗しやすい分野です。
なぜなら、海外では
- ・金融機関の評価軸
- ・資金調達の順番
- ・起業家に求められる信用の作り方
が、日本とは大きく異なるからです。
ここでは、海外起業で現実的に検討すべき主要な資金調達手段を、使えるケース/使えないケースを明確にしながら解説します。
1.日本国内での資金調達
海外で起業する場合でも、最初の資金は日本国内で確保するケースが非常に多いです。
特に以下のようなケースでは、日本の制度が有効に使えます。
- ・海外向け事業を日本法人(または個人事業)で立ち上げる
- ・日本を拠点にしつつ、海外展開するモデル
- ・海外法人設立前の準備資金を確保したい場合
この場合、日本政策金融公庫や信用金庫の創業融資を活用し、「海外展開を前提とした事業計画」をきちんと説明できれば、融資対象になります。
重要なのは、「海外で何をやるか」ではなく、「日本側でどんな事業価値を生むか」を明確にすることです。
海外市場調査、現地パートナー構築、テストマーケティングなど、準備フェーズを事業として説明できるかが審査の分かれ目です。
2.現地金融機関からの融資
海外起業でよく誤解されるのが、「現地の銀行からは絶対に借りられない」という思い込みです。
確かに、起業直後・実績ゼロの状態で、現地金融機関から融資を受けるのは簡単ではありません。
しかし、以下の条件がそろえば、現実的な選択肢になります。
- ・現地での居住実績やビザステータスがある
- ・現地パートナーや共同創業者がいる
- ・売上実績、または契約見込みがすでに存在する
- ・現地会計・税務が適切に整備されている
特にアジア圏では、「人」「信用」「紹介」が強く評価されるケースも多く、数字以上にストーリーと信頼関係が重視されることもあります。
一方で、欧米圏では財務資料・契約書・キャッシュフロー計画など、書類面の完成度が非常に厳しく見られます。
3.投資(エンジェル投資家・VC)
海外起業と相性が良い資金調達手段の一つが、投資です。
特に以下のような事業は、投資対象になりやすい傾向があります。
- ・IT・SaaS・プラットフォーム型ビジネス
- ・スケール前提のビジネスモデル
- ・海外市場ならではの課題解決型サービス
ただし、投資は「資金がもらえる代わりに、経営の自由度が下がる」側面もあります。
- ・株式の希薄化
- ・経営への関与
- ・短期的な成長プレッシャー
これらを理解せずに投資を受けると、「資金は集まったが、事業が苦しくなった」という事態にもなりかねません。
そのため、融資と投資をどう使い分けるかという点は、海外起業では特に慎重な判断が必要です。
4.クラウドファンディング
海外起業において、クラウドファンディングは非常に有効な手段です。
理由は以下の通りです。
- ・国境を越えて支援を集められる
- ・市場ニーズの検証が同時にできる
- ・融資や投資の“前段階”として使える
特に
- ・海外向けプロダクト
- ・ストーリー性のある事業
- ・日本発×海外展開モデル
では、資金調達だけでなく、マーケティング・認知拡大・実績作りにも大きく貢献します。
ただし、クラウドファンディングは「出せば集まる」ものではありません。
事業背景、社会性、将来性を第三者が理解できる形で言語化できるかが成功の鍵になります。
5.補助金・支援制度(国・自治体・海外機関)
海外展開を支援する補助金・助成制度も存在します。
- ・海外市場開拓支援
- ・輸出促進
- ・スタートアップ支援プログラム
ただし、これらは「事業がある程度形になってから」使えるケースが多く、初期資金のメインにはなりにくい点に注意が必要です。また、制度ありきで事業を組み立てると、スピード感を失うリスクもあります。
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海外起業の資金調達で最も重要な考え方
海外起業における資金調達で、最も重要なのは「どこから借りるか」ではありません。
- ・どの国で
- ・どのフェーズで
- ・どの手段を
- ・どの順番で使うか
この設計次第で、成功確率は大きく変わります。
海外起業は、勢いと根性だけでは続きません。
しかし、正しく設計すれば、決して特別な挑戦でもありません。
海外起業で失敗しやすい資金調達パターン
よくあるのが、
- ・海外ありきで計画を立てる
- ・資金調達が後回し
- ・為替・税務・送金を甘く見る
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海外起業の資金調達で重要な視点
海外起業でも本質は同じです。
・誰が
・どこで
・どうやって利益を出すのか
・お金はどこで止まり、どこで動くのか
これを数字で説明できるか。
海外だから難しいのではなく、設計が曖昧だとどこでも通らないだけです。
まとめ|海外起業の資金調達は「国内設計」が成否を分ける
海外で起業する人ほど、足元の資金設計が重要になります。
・国内で信用を積む
・段階的に展開する
・資金調達を戦略として組み込む
海外起業は夢ではなく、設計できるビジネスです。
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